2006年11月の釣り


*****晩秋の釣り*****

・No 11 11月03日 久しぶりの房総





No11・11月03日 金曜日 久しぶりの房総  06:25〜20:10

 干 潮 08:46 21:24 満 潮 02:35 15:05 潮回り 中潮  晴れ ジャリメ 投げ

今夜はJAMESON

家の中で風邪が流行っています。一人直るとまた一人風邪を引きます。本来ならばこの三連休は家族で野営するつもりでしたが、風邪の流行で断念。最小規模で元気モノ(?)だけでの決行となりました。
それにしても久しぶりの釣行です。ワクワクします。
23:30 ゆりを載せたレガシィはガス補給の後スーパーに立寄り首都高に向かいました。
いきなり代々木のパーキングで休憩です。ゆりがス−パーで見付けた「握り寿司」を二人で頬張ります。
「20%引きだったね。よかったね。」 「早く寝なさい!」
アクセルを踏む右足に力が入ります。
都会から離れた距離に比例して心が軽くなるような感じです。疲れてるのでしょう、それとも都会の暮らしが向いてないのでしょうか?今夜は車がちょっと多めです。
02:00 順調に走って最初の目的地「保田」に着きました。月を見ながら一杯やって眠ります。高ぶった神経に酔いがまわるのを待つ間が一番平和な時間です。
「もうじき意識がなくなりま・・・Zzzzzz」

保田海岸

●06:25〜10:25 保田海岸
06:00 ひざ掛けを掛けて寝ていたのですが、まだそんなに寒くはありません。外気温は15度くらいでしょうか?周囲の気配で目が覚めました。
マイポイントの左側に人が入ってきました。車から這い出して準備に取り掛かります。一応、マイポイントは押さえたいものね!
06:25 第一投です。いました、まぁまぁのキスです。四投までポツポツ当たりが続きますが、次第に当たらなくなってきました。周囲の釣り人は移動してゆきます。
7時頃強烈な当たりがありましたが、岸近くでバレました。「あ〜もったいない」きっとヒラメです。
8時にゆりが起きてきました。しばらくしてKMさんから携帯が入り、10時すぎに合流しました。当りも遠くなったので移動することにしました。

岩井海岸

●11:10〜13:10 岩井海岸
混雑気味の勝山を避け、岩井に来ました。北側が空いていたので竿を出しました。保田よりは小さいあたり(もちろんサイズも小さい)ながら活性は高いみたいで、近場で喰ってきます。あっという間にツ抜けです。
KMさんが何か持って近づいて来ました。なんとヒラメではないですか?
「持って行きます?」
ありがとうございます。指をかまれて血が少し出ましたが、頬は緩みっぱなしです。(なんてったってヒラメですものね!)
そろそろお腹も減ってきました。相談して話題の『住吉飯店』に行ってみることにしました。が、残念なことに満員・・・結局いつものODOYAでお寿司やお弁当というコースになりました。保田の砕石積み場でお弁当を広げました。

夜戦準備

●16:15〜19:10 館山方面
まったりと海を眺めていると眠くなってきました。「とにかく移動して休憩しよう」ということで、館山方面に向かいました。そ〜です、夕方からは「3人でメバル勝負」(byゆり)です。
S漁港からスタート。結局休むまもなく準備しました。明るいうちに水中の様子を確認しておくのです。
仕掛けを入れるとすぐに反応がありました。タナゴにベラ、ゴンズイにイイダコと多彩です。が、メバルはパパが小さいのを一匹釣っただけです。
一時間で移動することにしました。

やっとこ来たメバル

B漁港に来ました。
ここは個人的に好きな場所ですが、今夜は常夜灯が消えています。故障でしょうか?それとも誰かの陰謀か?
仕掛けを入れるとネンブツダイが反応します。柔らかい竿で釣ると結構楽しめます。いっそのことネンブツの数釣り大会に変更しようか?そんな声も出てきます。
ここで結果を出したのは足元を探っていたパパでした。懐かしいオモタ〜い当りが竿を持つ右手に伝わります。タイミングを合わせて抜きあげました。20cmOVERの良型でした。
ゆりはKMさんと一緒に堤防の先端付近で、ネンブツダイとゴンズイの嵐にはまっているようです。じっとしていると夜風が冷たく感じます。鼻水が出てきました。
潮の時間が悪いので次第に水深がなくなります。ここも一時間で移動することにしました。

ここはあまり良い思いをしたことが無い、S漁港です。雰囲気は良いのですが何故か魚に縁が薄い場所です。この日も魚信もなく終わりました。う〜ん残念!
KMさんは明日仕事です。帰る時間だというので、保田のODOYAまで一緒に走ることにしました。「お疲れ様でした!」
我々は食料品を買い込んで岩井でお菓子パーティーです。
後部スペースを片付けて、キャンプ用のシートを敷くと寝床が完成です。毛布に包まるとすぐに意識が薄れました。

<本日の釣果>
保田海岸キス 7匹 ・ ヒイラギ 1匹 ・ メゴチ 9匹
岩井海岸キス 21匹 ・ メゴチ 1匹
S漁港ハゼ 1匹 ・ イイダコ 1匹 ・ タナゴ 3匹 ・ メバル 1匹 ・ ベラ1匹 ・ゴンズイ 2匹 ・カニ 1匹
B漁港ネンブツダイ 10匹 ・ メバル 1匹 ・ ゴンズイ 3匹



●11月04日 土曜日  06:35〜19:10

 干 潮 09:35 22:00 満 潮 03:50 15:27 潮回り 大潮  曇り ジャリメ 投げ

駐車場のネコ

6時に目が覚めました。少し雨が降ったみたいでフロントガラスに水滴が残っています。パンの簡単な朝食を済ませると竿を出しました。
●06:35〜11:40 岩井の南側からスタートです。
指サックが見当たらないので、素手で投げています。人差し指が赤くなってきましたとっても痛いです。
ここのキスは北側よりさらにミニサイズで当たりが取れません。それにキスよりメゴチのほうが多いようです。メゴチの連掛けが続きます。メゴチのてんぷらは最高ですが、今回は珍しくキープしてません。
ゆりは起きてくると駐車場に住み着いているネコと遊びだしました。可愛い子猫が沢山います「あまりなつかれちゃいけないよ〜」つれて帰りたいという前に釘を刺しておきました。ネコ好きの方はぜひ遊びにいってください。(きっと)飼い主募集中です。

ヒラメ

もっと早く動けばよかったのですが、10時頃に北側へ移動しました。やはりこちらの方がサイズも群れの大きさも上です。
Gパンのポケットから、指サックが出てきました。何度も探したのにこんな所に隠れてたのね。
「今日こそは住吉飯店」というゆりをほっといて、一時間ほど釣りに専念しましたが、「あと一回、もう一回。」のねばりも空しく、「そ〜いえば、ゆりはキスを釣ってないよね!」といいながら最後の仕掛けをゆりに任せました。
「なにかついてるよ〜」ゆりが叫んでいます。
「フグじゃん・・・?」
フグの下にヒラメがいました。「やったね!」
最後の最後に釣ったヒラメを手にゆりは得意顔です。
「大きいよね!」(でも、キス釣って無いじゃん。とパパは小さくつぶやきました。)

「住吉飯店のもやしそば」

●住吉飯店 は空いていました。
パパは“もやしそば”ゆりは“えびチャーハン”を頼みました。(ゆり、チャーハン一人で食べられるの?パパは不安です。)しかも、噂通りの量と味です。
パパはあつあつの“もやしそば”を20分で完食。これだけ量があると一気に食べないと入りません。それから恐れていたゆりのチャーハンを1/3ほど平らげました。春のダイエット開始以来こんなに食べたのは久しぶりのことです。でも、はっきり言って美味いです。
食後は満腹で動けなくなり、睡魔も襲ってくるので、龍島漁港でゆりの釣りタイムとしました。

ギンポが釣れました

●13:30〜15:00 龍島漁港
イカ狙いの人が何人かいましたが、ゆりはフグ狙い?です。本当は見えているシマダイやメジナが良かったみたいですが、餌を入れるとすぐにフグの群れに襲われます。
ちょい投げではメゴチが釣れましたが、イカにカジられているようでした。
足元の底でギンポが釣れました。「東京では高級魚なんだよ」といいながら、あまりに暴れるのでリリースしました。
満腹感から睡魔に襲われたパパは意識が消えそうです。テトラの穴釣りをしていた人に巨大なカサゴが釣れました。
「すごい!」少し睡魔は緩みました。 「夕方からまたメバル勝負だよ」ゆりが言いだし、北か南か迷いましたが昨日のB漁港に向かうことにしました。

今夜もメバル

●16:10〜19:10 B漁港
やっとお腹が楽になってきました。(“もやしそば”は一人で食べるとやばいです。幸福(満腹?)感で動けなくなります。) まだ少し時間があるので、浜からキスを狙いました。
先行者の話では、型が良いとのことでしたが、日没までの1時間では小型のキスが一匹しか釣れませんでした。どうやら投げる方向が違うようでした。(後からポイントを教えてもらいました。)
ふと漁港を見ると昨夜消えていた明かりが点いています。「なんだかついてるぞ〜」準備してメバポイントに向かいました。
竿を出したら明かりが消えました。誰かが操作しているのでしょうか?故障にしてはタイミングが良すぎです。しばらくするとまた点灯しました。(故障かな?)
ゆりはKMさんがセットしてくれた仕掛けで釣ります。パパはちょい投げ仕掛けの片天秤から錘を外した仕掛けです。
しばらくネンブツダイと遊んでいると、また“あの”重たい当りです。ハリスのキズが脳裏に浮かびます。(交換しとけばよかった)
魚の抵抗を上手くかわして抜きあげました。岸壁の上で跳ねた途端にハリスは切れてメバルはコンクリートの上に落ちました。昨夜より大きなきれいなメバルでした。
その後もネンブツ君たちとしばらく遊んで冷えてきたので撤収としました。

●19:30〜22:50 帰途
もう一泊したかったのですが、残念ながら撤収です。
今回は久々の釣りにもかかわらず、あまりガツガツせずにのんびりすることが出来ました。実際に竿を出していた時間は半日くらいで、あとはお腹一杯食べてまったりモードが多かったようです。
KMさんにメバル釣りの手ほどきを受けたゆりは、とりあえずネンブツとゴンズイは釣れる様になりました。次回は本物のメバル釣りを味あわせてあげたいものです。(寒いけどね!)
帰りは、千鳥町22:01(22時から深夜料金)に乗ることが出来てラッキーでした。調布には22:50に着きました。全行程420kmでした。
翌日、岩井のキスには(小さくて)苦闘しましたが、キス、ヒラメ、メバルは久々にお刺身にしました。ゆりも手伝ってくれました。

3日の釣果(KMさんのヒラメ)

4日の釣果(ゆりのヒラメ)


<本日の釣果>
岩井海岸キス 36匹 ・ ツバメコノシロ 1匹 ・ イイダコ 1匹 ・ メゴチ 11匹 ・ ヒラメ 2匹(1匹はパパの5cm) ・ フグ 1匹
龍島漁港フグ 7匹 ・ メゴチ 2匹 ・ ギンポ 1匹
B漁港キス 1匹 ・ ネンブツダイ 11匹 ・ メバル 1匹 ・ ゴンズイ 1匹

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