2007年08月の釣り

・No 04 08月25日　待ちに待った野営の季節です

　干　潮 08:55 21:35 満　潮 01:09 16:29 潮回り 中潮（東京） 　晴れ　ジャリメ　投げ

勝山海岸

●夏最後の三連休（夏休み）は今年もキャンプだ！。
と張り切っていた、木曜日の朝。
子供達が騒いでいます。「またぁ〜海なの〜〜」
「いつも同じ場所じゃいやだよ〜」と生意気なことを言っています。
「別荘持っている人達は、毎年同じ場所に行くんだよ」（別荘はありませんが似たようなものです）と説得しますがなかなか折れません。
仕舞にはこちらが折れました。「じゃぁ何処なら行くの？」
「釣りは出来なくてもいいから、どこか探しといてね！」
今夜出発するのに、ど〜するんだよ〜〜
ところが、お昼には決まりました。「清和県民の森」です。
net上では一杯だったのですが、TELしてみたら取れたそうです。
鴨川の一歩手前くらいの位置ですが、釣りは厳しいかなぁ〜と考えながらも竿を持っての出発です。
早めに帰宅して積み込みを始めますが、いつものように時間超過。
金曜の深夜24:30にやっと出発です。

勝山のワニゴチ

●03：00　途中土砂降りの雨に会いながらも、しっかりと餌も買ってきました、保田海岸につきました。
元名から海岸沿いを走ると、潮の香りが心地よく感じます。
いつかこんな所に住みたいなぁ〜、いつもそう思う場所です。
保田海岸も良さそうでしたが、色々迷って、ODOYA裏の砕石場に着きました。
うまい事に誰もいません。

仮眠・・・

少しウトウトすると明るくなってきました。

エソ

●05:00〜05：30　保田の砕石場
久々に投げます。ちょっと嬉しかったりもしますが、場所が空いているのを少し不審に思いました。
先日ここに来たときも、やたらと痒くなった記憶がよみがえります。
きっと“ブヨ”でもいるのでしょう。
そうこうしているうちに、魚信ではなくブヨの攻撃が始まりました。
あちこち痒くなってきます。
30分で撤収です。誰もいないわけです。足が痒いです。
「鴨川に近いんだから、鴨川に行けばいいじゃん！」
そんな考えも脳裏をよぎりますが、後の祭りです。

番屋“うるめいわし”刺身

●05:45〜09:15　勝山海岸。
「ここなら何かいるでしょ。」と勝山海岸に移動です。
いきなりメゴチが釣れました。
「そうだよなぁ、ここはメゴチの絨毯かぁ？」
「でも、魚がいるっとことはキスもいるよね！」
ここまで来たら仕方ありません。皆が起きだすまでが勝負です。
またメゴチです。5匹目の魚信はキスを思わせる当たりでしたが、良形メゴチでした。
8時過ぎにやっと待望のキスが来ました。が、後が続きません。続くのはメゴチだけです。
メゴチを15匹も釣ったでしょうか？重たい当たりはワニゴチでした。
スープの具にキープします。
しばらくメゴチの攻撃が続きます。
9時近くに今度はエソが来ました。食材にキープします。
皆が起き出してきました。（移動したそうな雰囲気光線を送って来ます。）
9時に（待望の）二匹目のキスが釣れました。
「ODOYA開店してるよね！」（ODOYAは8時半開店です）
ということで09:15撤収です。（あ〜久々の釣りが3時間半だなんて殺生な）

久々の釣果

●こうなったらもう呑むっきゃない！（もう少しの我慢です）ODOYAでBEER、お肉に秋刀魚やらを買い込みます。「大和魂」（麦焼酎）も買っておきましょう！
少し早いけれど、先日のTV番組で出ていた「番屋」でお昼にします。
我が家にとっては、久しぶりの番屋です。（ODOYAのお寿司でもいいのに〜、でも今日は家庭サービスも兼ねていますから、まぁいいでしょう）
刺身やお寿司でお腹を満たすといよいよ今日の目的地「清和県民の森」に移動です。
保田からは小一時間（13時頃）目的のオートキャンプ場に着きました。

野営の準備

●「清和県民の森」事務所で二泊分の費用と温泉のチケットを購入しました。
シャワーは無料ということですが、家庭サービスですから、温泉のほうが良いでしょう。
暑さと睡眠不足のせいか（BEER呑んだせいらしいです）テントの設営に大汗をかいています。
もしかしたら「歳」かなぁ？
「暑い〜」1時間半もかかってようやくサイトが完成です。
さすがに高い（4000／一泊）だけのことはあります。
サイト内に流し台とBBQ台が付いています。525円追加すると電気も使えます。
ただし、フリーサイトではないので頭を使って設営しないといけません。

豊英大滝

●15時　「やっと一息つけた。」
と思っていた矢先、「滝に行こうよ〜」子供達が誘います。
滝まで歩いて10分くらいですが、足取りは重いです。
谷に下りてゆくと冷たい風が吹いています。
なかなか海に出てこなかった子供達が、やたらと元気です。
滝壺は、深みに飛び込む子供や、滝滑りをする子供達で賑わっています。
小魚やおたまじゃくしを採っている子供達も大勢いました。
「そろそろ帰ろうよ〜」パパはお疲れです。

楽しい夕餉

●夕食〜就寝
戻ってきたらシャワーを浴びて、夕食の準備です。
今夜は簡単に焼肉。
ついでに秋刀魚も焼きます。
お肉が焼けるまでにBEER（秋味）をシコタマ呑みました。
子供達はマシュマロを焼いています。
疲れ果てて、20時前には意識不明です。
Zzzz・・・県民の森にパパのイビキが響き渡っておりました。

県民の森の朝

●昨夜早く眠ったので、朝も早く目が覚めました。
酔った勢いでテントはメッシュのまま寝ていたのですが、朝方は少し寒くなりました。
「あ〜背中が痛い！」久々の釣りのせいでしょうか？体が痛いです。
昨夜の残りご飯で、お腹に優しい“雑炊”を作って食べました。
朝食を終えると、キスとエソの干物を作って、朝のお散歩です。
「稜線を歩くと眺めがきれいだよ」管理人さんにママが聞いてきたようです。
遊歩道2時間コース。
10時から、各自飲み物をもって歩き始めました。
いきなり長い階段です。
汗が噴出します。まだBEERも呑んでいないのに・・・
「本当にここなの？」そんな不安が数回よぎりました。
“遊歩道”ではなくて、まるで“ケモノミチ”です。

遊歩道のお散歩？

●次第に険しくなる山道です。
左側は崖、右側も崖。
これが「稜線」なのです。
獣が出そうな雰囲気の中、歩き始めて約1時間。
皆の気力が消えそうになったころ、やっと道路に出ることが出来ました。
道を右に曲がります。迂回するとキャンプ場に戻る道です。
道路は良いです。くもの巣もないし。
滑らないし・・・
お昼には、テントサイトに帰り着きました。
「やった〜ご飯だ！」

滝を登って上流へ

●ご飯を食べたら「滝にいこうよ〜」
またまた子供達が誘います。
2時間歩いてきたというのに、疲れないのでしょうか？
引きずられるように滝に向いました。
今日は、滝壺で釣りしている人が沢山いました。
ハヤが釣れるのだそうです。
冷たい水に足をつけていたらいくらか元気が出てきたので、滝を登って上流に探検に行くことにしました。
少し深い場所には小魚が見えます。
「竿を持ってきたら良かったね」
「竿なら車の中に入っているよ」
まぁ、今日は釣りはお預けでしょう。
少し歩くとジャングルの中にいるような気分が味わえます。
蛇もいました。ママは30cmくらいの所で木にぶら下がっている蛇と目が合ったそうです。
「まむしに注意」という看板があちこちに立っているせいもあって、あまり気持ちの良いものではありません。
もちろん「まむし」ではなかったのですが・・・
「さぁ、帰ろう。この次は温泉だよ」

干物完成

●キスとエソの干物を気にしながらも、近くにある「白壁の湯」という温泉に出かけました。
やっぱりお風呂は気持ちが良いです。
でもそんなに長くは入っていられません。
一時間も浸かっているという皆を待って、今度はスーパー（ODOYA長狭店）に出かけます。
食べ物と氷を補給して夕食の準備です。
「ゆで落花生」（冷凍）なるものを発見しましたが、かなり受けました。
「これ、美味しいね！」
少し呑むと意識が薄れてゆきます。テントに入ると3分で熟睡でした。

最終日

●いよいよ最終日です。
朝食が済むと、「滝に行こうよ〜」という子供達を無視して撤収の準備を始めます。
10時にはチェックアウトをしないといけません。
山間のキャンプ場は、陽が当たるのに時間がかかります。
8時過ぎに陽が射すので、テントやターフがなかなか乾きません。
それに、朝から食べ過ぎて体が重いです。
「10時から何するの〜」
「遊歩道2時間コースは？」誰も頷きません。
「滝にいこうよ〜」子供達は滝がお気に入りのようです。
明日から会社だし「よし、帰ろう！」
荷物を積み込むと10時過ぎにキャンプ場を後にしました。

いきなり潮干狩り

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